Case Study

2026年10月

高齢者福祉を軸に、地域の見守り・生活支援・相互支援をスマートフォンアプリと管理システムで実現

株式会社ライフケア創合研究所様の地域コミュニティサポートアプリ「ジジティ」を構築

NEWS

株式会社ライフケア創合研究所様の地域コミュニティサポートアプリ「ジジティ」を構築

株式会社ライフケア創合研究所様の地域コミュニティサポートアプリ「ジジティ」を構築

課題・導入前の状況

  • 高齢者の安否確認や生活支援を、地域内で継続的に運用できる仕組みが必要だった
  • 外出、家事、交流、代行などの支援依頼を、会員とサポーターの間でスムーズにつなぐ必要があった
  • 自治会ごとに会員、サポーター、注文、イベント、お知らせを管理できる仕組みが求められていた
  • 高齢者にも使いやすいアプリ画面と、管理者が運用しやすい管理画面の両方が必要だった
  • 安否確認の結果に応じて、関係者へ自動で通知する仕組みが求められていた
  • 地域活動やお知らせをアプリ上で共有し、住民同士のつながりを維持できる仕組みが必要だった

導入後の成果

  • 地域コミュニティサポートアプリ「ジジティ」を構築
  • 会員向けアプリ、自治会管理者向け管理画面、サポーター向け管理画面を一体的に整備
  • 毎日の安否確認をアプリから送信し、体調不良時には関係者へ通知できる仕組みを実装
  • 外出、家事、交流、代行などの生活支援をアプリから依頼できる導線を構築
  • サポーターの登録、承認、予定管理、注文対応を管理できる仕組みを整備
  • 自治会ごとのイベント、お知らせ、FAQを管理し、アプリへ配信できる運用基盤を構築
  • 管理者の権限を分け、自治会単位で情報を管理できる体制を実現

地域で支え合うための、コミュニティサポートアプリを構築

株式会社ライフケア創合研究所様は、高齢者福祉を軸に、地域住民同士が支え合える仕組みづくりに取り組んでいます。

 

高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、介護や福祉サービスだけでなく、日常の中で地域の人同士が声をかけ合い、必要なときに支え合える関係づくりが重要です。同社では、そうした地域のつながりを継続的な仕組みとして支えるため、コミュニティサポートアプリ「ジジティ」の構築を進めました。

 

「高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、介護や福祉の仕組みだけでなく、地域の中で日常的に支え合える関係づくりが大切だと考えています。

 

ただ、地域の支え合いを継続していくためには、誰が困っているのか、誰がサポートできるのか、どのような支援が必要なのかを、無理なく共有できる仕組みが必要でした。

 

そこで、毎日の安否確認、生活支援の依頼、地域イベントやお知らせの共有を行えるアプリとして『ジジティ』を構築しました。

 

ジジティは、単に高齢者を見守るためのアプリではありません。地域の中で、支援を受けたい方と、支援できる方をつなぎ、住民同士が自然に助け合える環境をつくるためのコミュニティサポートアプリです。

 

高齢者の方にも使いやすく、管理する側にも負担がかかりにくい仕組みにすることで、地域の支え合いを一時的な取り組みではなく、継続できる活動として根付かせていきたいと考えています。」(湯川さん)

 

 

毎日の安否確認と、異変を早期に把握するための通知設計

 

ジジティでは、地域に暮らす会員の状態を継続的に把握するため、毎日の安否確認機能を実装しました。

 

会員はアプリ上で、その日の体調や状態を簡単な選択操作で回答できます。回答内容は管理システムに蓄積され、管理者は会員ごとの安否確認状況や過去の履歴を一覧で確認できます。

 

また、会員が「調子が悪い」と回答した場合には、事前に登録された関係者へ安否確認依頼メールが自動送信される仕組みを構築しました。これにより、管理者がすべての回答を個別に確認し続ける必要を減らしながら、注意が必要な状態を早期に把握し、関係者による確認行動につなげることを可能にしています。

 

本機能では、単に安否確認をデジタル化するだけでなく、日々の状態把握、異変検知、関係者通知、管理画面での確認を一連の運用フローとして設計しています。高齢者が日常的に利用することを前提に、画面構成は直感的で分かりやすくし、操作手順も最小限に抑えることで、継続して使いやすいユーザー体験を目指しました。

 

 

生活支援依頼からサポーター対応までを一元管理する運用基盤

ジジティでは、外出支援、家事支援、交流、代行など、地域内で発生する多様な生活支援ニーズを、会員がアプリから依頼できる仕組みを構築しました。

 

会員は、希望する支援内容、日時、場所、具体的なリクエスト内容をアプリ上で入力し、必要なサポートを申請できます。依頼内容は管理システムに集約され、管理者は注文内容を確認したうえで、対応可能なサポーターを選定・割り当てます。

 

また、サポーター向けには専用の管理画面を用意し、自身に割り当てられた注文内容の確認、対応ステータスの更新、勤務可能な曜日・時間帯の登録を行えるようにしました。これにより、管理者はサポーターの稼働状況を踏まえながら、地域内の支援依頼を効率的に調整します。

 

本機能では、依頼者、管理者、サポーターの間で発生する情報を一つのシステム上に統合し、依頼受付から割り当て、対応状況の確認、完了管理までを一連の業務フローとして設計しています。地域内の支援活動を属人的な連絡や個別管理に依存させず、継続的に運用できる仕組みとして整備しました。

 

 

 

 

 

自治会単位の運用に対応した、拡張性の高い管理システム

ジジティの管理システムでは、会員管理、サポーター管理、注文管理、イベント管理、お知らせ管理、FAQ管理、自治会管理、管理者管理など、地域コミュニティの運営に必要な機能が体系的に設定されています。

 

本システムでは、複数の自治会での利用を想定し、管理者の役割に応じて閲覧・編集できる情報範囲を制御できる権限設計を行っています。マスター管理者はシステム全体を横断的に管理でき、自治会管理者は自分が所属する自治会に関する情報のみを管理できます。これにより、複数地域での展開にも対応しながら、個人情報や運用情報を必要な範囲に限定して扱える構成としました。

 

また、管理画面からイベントやお知らせ、FAQを登録し、会員向けアプリ上に配信できる仕組みを実装しました。地域行事の案内、日常的な連絡事項、利用者からのよくある質問などをアプリ内で共有できるため、生活支援の依頼管理だけでなく、地域住民との継続的なコミュニケーションを支える情報発信基盤としても活用できます。

 

これにより、自治会ごとの運営実態に合わせた管理を行いながら、地域内の情報共有、支援活動、住民参加を一つのシステム上で支えられる運用基盤となっています。

 

 

 

 

GLODINGの支援内容

  • 要件定義・画面構成の整理
  • 会員向けスマートフォンアプリの設計・開発
  • 自治会管理者向け管理システムの設計・開発
  • サポーター向け管理システムの設計・開発
  • 毎日の安否確認機能の実装
  • 関係者への安否確認依頼メール自動送信機能の実装
  • 外出、家事、交流、代行などの生活支援依頼機能の実装
  • 注文管理、サポーター割り当て、対応状況管理機能の実装
  • サポーターの予定管理機能の実装
  • イベント、お知らせ、FAQ管理機能の実装
  • 自治会単位の管理者権限設計
  • iPhone、Androidでの利用を想定したアプリ公開対応
  • 管理者・サポーター向け操作マニュアルの作成
まとめ
今後の展望

「ジジティは、高齢者を見守るためだけの仕組みではなく、地域の中で人と人がつながり、住民同士が支え合う関係を継続していくための基盤だと考えています。

地域には、少し手助けを必要としている方もいれば、空いている時間や得意なことを活かして誰かを支えられる方もいます。そうした地域の力を無理なくつなぎ、日常の中で支援が循環していく仕組みをつくることが、ジジティの大きな役割です。

今後は、利用いただける自治会を広げながら、支援メニューの充実、サポーター活動の可視化、地域イベントとの連携などを進めていきたいと考えています。生活支援や安否確認にとどまらず、地域の参加機会を増やし、住民同士のつながりをより自然に育てていけるサービスにしていきたいです。

高齢者の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、そして地域全体が支え合える仕組みとして根付いていくように、今後も現場の声を取り入れながらジジティを育てていきたいと考えています。」(湯川さん)

GLODINGは、地域の現場に合わせた使いやすいシステムづくりを通じて、株式会社ライフケア創合研究所様の地域コミュニティ支援の取り組みを支援してまいります。

会社概要